2009年7月14日 (火)

崖の上のポニョ?

  ここはポニョ達が住む崖の上…

Dsc00062

 

 ではなくて、バカの丘(Fool's hill)

 御宿で一番高い場所。(多分)

 高いといっても100mはないのだが、見晴らしは最高。気持ちのいい風が吹き抜ける。 

 夕食時の窓からは、赤や金や紫の入り混じった壮大な夕焼けショーを見ることができる。

 朝は、夜露でいっぱいの草の上を、一日の始まりを待ちきれない太陽が顔を覗かせる。

 今朝も4時半位から、周囲が明るくなってきた。

 

 今日の始まりは、いつもとは違う。

 明るくなると同時に遠くからヘリの爆音が聞こえてきた。

 間伐されていないひょろひょろと高い木々のはるか上、狭い谷間で機体を翻しながら、水田に白い噴霧を繰り返している。Dsc00567

 風は強風ではないが、弱くもない。

 私が丘の上から見下ろしていると、ちょうど向かい風が吹きつけてくる。

 1エリア散布完了。次のフィールドへと移動。

 ヘリが舞い上がっていった。同じ視線の高さになったかと思うと、あっという間にはるか頭上へ。

 爆音を響かせながら、丘の上を飛び去っていった。

 

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2009年7月12日 (日)

市民と農民。 宙ぶらりんの愚か者

 ベトナム戦争終了後、避難を浴びせられたのは、戦争を企画・実行した真の戦争犯罪者達ではなく、戦地で実際に手を下した兵士達だった。

 彼らにも罪はあるかもしれないが、私には、十分過ぎると言って良い代償を彼らは払っているように見える。真に裁かれるべき人達は、今も尚、安穏と(或いは戦々恐々としながら)、歴史と社会の影に身を潜め、今も強大な力を持っている。

 誤解を恐れずに言うと、農薬の空中散布の構造もこれと非常によく似ている。

 最大の犠牲者であるのは、実行者である農民だ。空中散布に頼らざるを得ない状況に追い込まれている。国の減反政策により、農村部は疲弊し、若者の離農と休耕地は増えるばかり。休耕地の維持に加えて、JAの無意味に厳しい斑点米等の基準が農薬の散布回数増に拍車をかける。農業をやっていても食えないというのが現状だ。自分でやる位なら、補助を受けてヘリでバーっと撒いてもらった方が良いに決まっている。

 空中散布問題の解決策は、農業人口を増やすこと。今の流れからいくと、自然と有機農家が増え、農薬散布回数も減るだろう。今の農家はほとんどが高齢者だ。昔の知恵と今の技術を融合させれば、すばらしい未来の里山が生まれるだろう。

 農薬散布問題は、ほとんどの場合、反対者は都市部の市民、賛成者は農村部の農民。

 けれども、両者共、実は被害者だ。争っていてはいけない。

 

 お米は余っているというが、食料自給率は40%以下。いや、砂漠の油に依存した今の農業だ。油の輸入が止まれば、それこそ一桁台になるかもしれない。

 空前の経済危機だそうだ。本当に危機感があるのなら、食料の輸入を大幅にストップさせ、その予算を農業保護にまわすべきだ。食うものがなければ余っているお米だって食べるだろう。

 ヨーロッパでは、消費税は高いが、環境を守るという理由で、有機農家の年収の半分近くを補助で賄う。代わりに無駄な公共事業などありゃしない。

 国だヨーロッパだというと話が大きくなり過ぎて分かりにくいかもしれない。

 千葉の小さな田舎町で真っ先に推進すべきことは、最大の財産であるこの豊かな自然環境を守ること。それは経済の復興にもつながる。

 都会からの新規就農者の受け入れ態勢を十分な予算をとって構築することが急務だ。

 御宿町では、環境問題や農業問題の話をすると、必ず予算がないという。お金がないのは事実だから仕方がない。

 けれども、農業や環境の問題を差し置いてまでも、メキシコ塔のちっぽけな公衆トイレの水洗化に、3000万円もつぎ込む必要があるのか?400周年なのだから、400万円で納められないのか(笑)?

 私のような愚か者にはさっぱりわからない…。

 

 

 

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2009年7月10日 (金)

空散中止要請

 先日の海の家での空散についての勉強・交流会。元日経新聞記者、長慶寺の和尚さんのジャーナリスト魂に火をつけた!

 このまま座してその日(空散)を待つよりも、一つでも何かアクションを起こそう!

 …ということで、植物防疫協会と御宿町役場(町長)に中止要請書を、昨日提出してきた。Dsc00557

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 読売新聞と千葉日報が駆けつけてくれ、大急ぎではあったが取材していってくれた。

 前日にカッテンマでミーティングしていた朝日の記者は、提出前に、既に記事にしてくれていた(ちょっとびっくり)。Dsc00559




 今年は、さすがに即中止とはいかないだろう。これは前哨戦といったところだ。

 要請書に合わせて署名も昨年集めた170名分添付したが、来年は恐らくその10倍、20倍は提出できるだろう。

 私は、農薬を意思表明できずに撒かれる側の立場として主義主張を貫いていくが、撒く側にも、当然言い分はあるだろうから、お互いに話し合いの場を持てるようにしたい。

 空散に関して、必要・不必要の議論が持たれるのは当然だが、一番の問題は、有毒物質を空から撒くことに関して、詳しい説明もなく、子どもを含めた町民の合意もなく、一方的に行うということだ。

 空散について疑問を持ち、純粋に「イヤなものはイヤ」という人が大勢いるということは事実なのだから、やるかやらないかという感情的な2元論ではなく、有機農法を含めたあらゆる前向きな解決策を私達全員で模索していく必要があると思う。

 賛成者・反対者いろいろいるのが当たり前だと思うが、一番恐いのは、両者共に膠着した「思考停止」になることだ。

 谷津田や放牧酪農、エコ建築等を通して、より良い方法を実践していきつつ、イヤなものはイヤという姿勢で、これからもやっていこうと思う。



 

 

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2009年7月 6日 (月)

一つの風 一つの波

 少し強い風と高い波。それにもめげずに波に向かって走る若い男女。喚声をあげながら砂浜を走りまくる子ども達。犬のおからは左手のケガにもめげず、遊んでくれる人の顔をなめようと跳び上がる。

 海の家の座敷から見える風景は、過去の楽しい思い出を白昼夢で見せられているような気分にさせる。

 右に左に移動する騒がしい子ども達の一群を気にしながらも、座敷に座り込んだ大人たちが話し込んでいる内容は、そこから見える世界とは全く別世界。今年も行われる殺虫・殺菌剤の空中散布について。この重い内容も海の家の明るい雰囲気が救ってくれる。

 

 

 突如、紙切れ一枚の「警告」がやってくる。

 爆音を響かせたヘリがやってきて、いつも通る道、吸っている空気に、大量の殺虫・殺菌剤をばら撒いて去っていく。空は変わらずいつもと同じ様に見える。

 昨日までと確実に違う空気の中、子ども達が連れ立って登校する。

 

 この現代と呼ばれている社会に、一体、何が行われているのかがわからない。誰もはっきりと説明することができない。賛成か反対か、意思表明もできない。それが問題だ。

 私達に与えられた唯一の情報源である「警告」の紙切れ。私はそれを分析し、中身を知ることから始めることにした。

 今年も捲かれる予定のアミスタートレボンSE。頭上にばら撒かれるこの2種混合の毒薬。一体、町民の何人がこれの成分や製造メーカーについて知っているだろうか?

 (今は、誰でもネットで調べることができる。興味のある人はご自分で。)

 

 どの情報を辿っていっても、行き着くところは同じだ。軍需産業に始まったグローバル企業。そして、その「下請け」である「官」やJA

 20代は紛争地帯を歩いてみた。平和というものの意味を知りたかったからだ。それがいつの間にか農地を歩くようになっている。当然だ。いつも視界に入ってくるのは、実は同じ相手だったからだ。

 実施者である植物防疫協会や農林水産航空協会の役員名簿には「元」役人が名を連ねる。

 そして、JAの押し付ける時代錯誤なお米の検査基準に合わせるために、耕作者はいわれた通りの化学物質を買い、捲きつづける。1000粒中、斑点米が1粒か2粒かで、出荷価格が相当違ってくるらしい。消費者にはどうでも良いバカバカしい基準だ。

 

 調べれば調べるほど、情報量は莫大なものになっていく。よくまあ、ああも簡単に紙切れ一枚の警告文にまとめられたものだと感心するくらいだ。

 75日の海の家での交流会を行うにあたって、パワーポイントでわかりやすく説明しようかとも思ったが、やめにした。この不可解で説明し難い出来事が住民の同意も何も得られずに行われているということ。その構造が、実は世界規模で、恐ろしく根が深いということ。これら現在進行形の現実を伝えるのには、起承転結のある一方向の紙芝居ではあまりにも非現実的に聞こえるからだ。

 今の時代、情報は、ほぼ誰にでも簡単に入手することができる。大事なのは、一人一人が疑問を持つこと。好奇心といってもいい。


 昼からは、ギャラリー・カッテンマの古民家で、古川卓さんの作品を見ながら憩いの一時。オーナーの小田さんは、海の家には来られなかったが、まるで全てを見透かしているように、私に静かに語りかけてくれる。

 一人が大声をあげるのではなく、一つの風、一つの波の様に、一人一人が静かに押し寄せていくことによって、世の中は少しずつ良い方向に向かっていく。

 

 ※今回、海の家に遊びに来て下さった皆様、快く場所提供をして下さった浜よしさん、本当にありがとうございました。

 一つ残念な事は、メインであるかき氷。後半、強風で寒イボが立ちっぱなしの私は食べられなかったという事です。けれども、寒い寒いと言いながら氷をかきこむ子ども達の姿がとても温かく見えました。


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2009年6月27日 (土)

海は巨大電池

 沖縄の石垣島で、船の仕事をしていた時のこと。

 出挺の際、アンカーが磯根に挟まったりして抜けなくなると、外す為に海に潜っていかなければいけない。海の底から見える船底は、青いスクリーンの中で細かな泡に包まれて、心なしか淡いダイオードの様に光って見えた。

 ピッカピカに磨かれた巨大な銅や真鍮のスクリューは海の中で回っていると、少しずつではあるが、いつの間にか小さくなっていく。それは、サビでも水との摩擦でもなく、電蝕によるものだ。それを防ぐためにシャフトや舵等に亜鉛の小さな塊をつける。

 水が気化すると蒸気になるように、金属は「気化」すると電気になる。

 

「森は海の恋人」のキャッチフレーズで有名な畠山さん。彼の、森に木を植え海を甦らせるという行動を理論づけた北大の松永先生。森の腐葉土に含まれるフルボ酸が土壌の鉄分を分解し、食物ピラミッドの底辺であり、始まりである植物プランクトンが吸収しやすい形(二価鉄)に変える。その結果、海の生態系が復活し、漁場も豊かになるという。要するに、鉄不足が磯焼けの原因だと結論づけている。

 御宿町の商工会青年部では、清水川の清掃を定期的に行っている。彼らが活動を通して実感したことは、いくら川を清掃しても、汚れの元を断たなくてはいつまで経っても川はキレイにならないということだった。

 ということで、青年部のエース、浜よしの若旦那と一緒に、畠山さん、松永さんの理論を検証してみることになった。畠山さんの著書『鉄が地球温暖化を防ぐ』には鉄と炭の団子が川を浄化した例が書いてある。鉄と炭を団子にするのは、そうすることで電飾がおき、鉄分が水中に溶け出すからだ。

 まずは、浜よしの大旦那のアドバイスに従って、岩和田にある(財)海洋生物環境研究所に聞きにいくことにした。たまたま、子供服リサイクルや米人クラブでお世話になった方の夫が、そこの研究員として勤めていたので、アポをとり、翌日、忙しいであろう中、時間をとってもらった。

 対談の結果、わかったことは、畠山さんの、森に広葉樹を植えるという活動は、経験則的に、海の生き物が復活するということだ。だが、海に鉄分を供給すればよいという主張には科学的根拠は薄く、無機塩やその他多くのものが原因として考えられる。特に御宿の海には非常に鉄分が豊富なので、あらためて鉄くずなどを放り込むとなると、かえって環境悪化になる可能性がある。

 しかし、注目すべきは、いくら鉄分が豊かであっても、それを二価鉄に変えるフルボ酸がなければ、植物プランクトンは吸収できない。フルボ酸は広葉樹の森の腐葉土が生み出す。なので、やはり、山を手入れし、広葉樹を植えていくことが大事となる。

 対応してくれたお二人は非常に感じ良く、丁寧に説明してくれた。これからも、私達と一緒に、庶民として出来ることを考えて地道にやっていこうということになった。その後、研究所内の魚達を見せてもらった。いろんな種類の魚達がいて、淡水魚のミヤコタナゴまでいる。外の丸いタンクの中には、タイやヒラメ(保護色で全然見えなかった)、両手で抱えきれないであろう大きさのクエが人知れず潜んでいたりして、この偉大な隠れ水族館にすっかり興奮してしまった。浜よしの若旦那などは、今にも包丁を研ぎ出すのではないかという勢いだった。

 

 鉄と炭の団子が電飾を起こすと書いた。畠山さんの本にも鉄缶を使った電池の作り方が書いてある。炭を和紙で包んで、濃い塩水を満たした鉄缶に入れる。ボルタ電池を作った人もいるだろう。

 なので、もし、巨大な鉄のタンカーが打ち捨ててあったとしたら…と想像してみる。中に丈夫な紙を張り、そこに炭を積み込んで、ぎりぎり沈まない程度に海水で満たす…。巨大電池の完成だ。そのタンカーは時間をかけて少しずつ海に溶け出していく。たくさんのきらびやかなイルミネーションに飾られながら…。

 石垣の海の底から見た光景は、無限エネルギーの可能性へとつながっている。そう思えてならない。


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2009年6月22日 (月)

海の家 空中散布は いちご味

 海の家で、かき氷でも食べながら、環境問題について一緒に考えませんか?

 7月に御宿で行われる農薬の空中散布を皮切りにいろいろと話し合いたいと思います。

 空散についての基本的な情報を私が簡単に説明します。そこから話を膨らませていきたいと思います。

 海の家は結構、広いので、お子様連れでも大丈夫です。参加者が交代で子ども達をみましょう。

 お金とゴミを余分に出したくないので、資料はお配りしません。各自、筆記具をお持ちください。資料希望者は、後日、実費にてお分けいたします。

 

  • 日時: 75(日)

        午前10時〜。各自、お昼をはさんで午後2時から座談会(浜遊び?)。

  • 場所: 民宿浜よしの海の家「みなと」。御宿岩和田ビーチ一番奥。

  • 駐車場:海岸沿いは有料です。浜よしさんの駐車場をお借りすることができますので、車の方は事前に三成までご連絡ください。

  • 参加費無料。

  • 浜よしさんのご好意により、この勉強会参加者には¥350のかき氷が¥200になる特典があります。

  • 当日参加もOKですが、なるべく三成に事前連絡してもらえるとありがたいです。

  • onjukuorganic@rainbow.plala.or.jp

 

詳細事項の追加、訂正がある場合、随時当ページを更新、UPしていきます。

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2009年6月20日 (土)

おんじゅくオーガニック設立趣意と参加者募集

 今、エコがファッションになっている。

 エコロジストと決めつけられるのが嫌いだ。なにかすごく良いことを禁欲的にしている人と思われている様な気がして、またそれに応えなければいけないような強迫観念がして非常に生活しにくい。

 なるべく使わないようにしようと思っていても買い物に行けばレジ袋をもらうし、家中の電気をつけっ放したり消し忘れたりするし、安さと手軽さと中毒性についついマクドナルドにも行ってしまう。

 庶民の小さな行動の一つ一つがまるで地球温暖化の一番の原因かのように節制を勧める某教新聞や某京電力のCMを聞くと、天邪鬼な私は、買い物に行ってレジ袋を余分にもらったり、コンセントにいっぱい電化製品のプラグを差し込んでタコ足配線にしたり、マクドナルドでクォーター・パウンダーを注文してみたりしたくなる。

 それをかろうじて食い止めているのは、私の美意識であり、「私がエコ人間だから」ではない。

 例えば、私は、いくらきれいに化粧をして着飾っていても、自分の食べるものがどこから来てどう作られているかに無頓着な人は美しいと思えない。

 料理が得意で味付けが上手な人でも、添加物や産地を気にしない人は料理上手だと思えない。

 いくら自分の顔や体、食べた後のお皿やお鍋に泡を塗りたくってきれいしていても、洗った後の流れた水がどうなるのか気にならない人は清潔な人だとは思えない。

 トイレにしても同じだ。いくらウォシュレットで自分のお尻をきれいにしても、流してしまった途端に自分のウンコを忘れてしまう人はきれい好きだとは思えない。

 TVドラマで涙を流しても、今この瞬間にも無実の人々が虐殺されていることに思い至らない人は心優しい人とは思えない。

 建築にしても、プラスチックとコンクリートで出来た、有名建築家が設計したものよりも、極限まで削ぎ落とした山上の庵のようなものに清冽さと美しさを感じる。

 きらびやかなショー・ウインドウに魅了される人よりも、ゴミの山から宝物を見つけ出す人に美しさと知性を感じる。

 目で見えるものよりも、見えないものに思いを馳せられる人を美しいと感じる。

 私達は、そんな美意識・価値観を持つ人々が集い、話し合い、行動する場、「おんじゅくオーガニック」を設立する。

 

 NPO法人、会社、サークル等、いろいろな形態を考えたが、なるべく多くの違う立場の人が参加でき、かつ無駄な金銭的負担のないよう熟慮し、紆余曲折の結果、とりあえずは、以下の極限まで形のない形態(?)に落ち着いた。

  1. 事務局は私。基本的に報告等は当ブログにて。個人連絡はメール。会費はなし。

  2. ワークショップやイベント、勉強会を開催する場合、その発起人がプロジェクトのリーダーとなって参加者を募りチームとする。予算集め、会場設定等を行う。プロジェクトが終了次第、そのチームは解散する。

  3. 事務局は、お金が動く度に各会員にメールで会計報告をし、余った予算はプールする。使い途や意思決定の方法は、話し合いで決める。

 例えば、私は今、7月の殺虫剤の空中散布に備えての勉強会を考えている。会場は、公民館でもいいのだが、なるべく小さな子をもつママさん達にも参加してほしいので、子どもが遊べる空間が必要だ。浜よしさんか長慶寺さんにお願いできないだろうか?この場合でも、お茶代や資料代、部屋使用の謝礼として一人100円位はもらおうと思っている。

 

 ※こんな感じで進めていこうと思います。なんだ、今と何にも変わらないじゃないかというツッコミがきそうですが、それが狙いです。ただ、より横のつながりを強く、イベントを行いやすくしようというのが目的です。

 おんじゅくオーガニック参加は、他府県の方も大歓迎です。

 参加希望の方は、下記メールまで、名前を送ってください。

 既にお友達の方も「参加希望」のメールをお送りください。

 
onjukuorganic@rainbow.plala.or.jp 



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2009年6月19日 (金)

ギインのネンネ モリケンのホンネ

 さてさて、県議会傍聴当日。

 まずは、その警備のものものしさに驚く。建物の角、出入り口の全てに警備員。けれども、みな年輩で、千葉県民らしい愛想の良さが好感が持てるけれど、いささか頼りない。第二・第三のゆきゆきて神軍/奥崎謙三が来たら、あっという間に蹴散らされるだろう。

 ともあれ、残土・産廃問題ネットワークの金井さん達と合流し、議会棟に入った。

 住所、名前、年齢(必要か?)を記入し、ロッカーに筆記用具以外の全てを収納、ロックさせられる。私はカメラ、携帯はもちろん、リサイクルでもらったお気に入りの赤い帽子まで没収された。あるおじいちゃんなどは半分ほど水の入ったペットボトルまで没収させられていた。確かに、今思えば、あのじいさんは怪しい。あのペットボトルの水はビル一つをまるごと吹っ飛ばせる液体爆弾か議員を皆殺しにできるサリンだったのだろう。命拾いをした。

 さらに、空港でよく見られる金属探知機をぞろぞろとくぐる。いつも誰かは何回やっても引っかかるのだが、設定が甘いのか全員合格。

 エレベーターに十数人ずつ乗って、8階へ。無線を持った男が1階と8階にいて、私達囚人の人数を数え、逃亡者がいないか確認し合う。あの水を持ってたおじいちゃんが途中で本当に消えていたらおもしろかったのだが、彼はただ、上がっていく階数の数字を眺め、議場がエアコンで乾燥しすぎてないよう願っているだけのようだった。

 議場はシンプルな作りになっている。豪華さで言えば、御宿町議会の方がよっぽど贅沢だ。

 傍聴席は半すり鉢場で議員席より一段高くなっており、知事部局や行政委員会(警視庁や教育委員会等)と向かい合う。県議会では議員全員の後ろ姿が見えるのが、御宿町議会との決定的な違いだ。

 1時になって、議員たちがぞろぞろと入場、席につく。リラックスして、和やかな雰囲気だ。

 前面中央に、ひときわヘラヘラニヤニヤしているオヤジを発見!「さらば自民」(となかなか言わない)森田健作だ。

 傍聴席は4050人程だ。ほとんどが高齢者といって差し支えない。木曜日の真っ昼間に傍聴できる人は限られている。

 おもしろいことに(おもしろくはないが)、議員席にはほとんどが男性、傍聴席には女性が多い。

 さっそく、市民ネットの大野ひろみさんが代表質問に入る。

 http://www.ken-net.gr.jp/blog.php?id=bukai&no=772

 詳細は大野さんのブログにて更新↓

 http://kengi-blog.cocolog-nifty.com/kengogo/

 

 森田知事の自民党無所属の問題にしろ、アクアラインやリニア、三番瀬や八ッ場ダム、鬼泪山、その他の事柄全てが、まともな思考回路をもっていれば頷ける内容だ。街頭演説で鍛えた大野さんの喉は、聞いていて心地よい。その証拠に40分近くに及ぶ質問が半分を過ぎた頃には、90名近い議員の内、15名程はウトウトと舟を漕いでいる。眠気覚ましに、たまに野次を飛ばす議員もいる。議場にも保育園の先生が一人か二人、必要だ。

「人の話を聞くときはどうするの? 眠かったら大人しくネンネしてなさい。」

 モリケンの回答は、ただ後ろから回ってきた紙をぼそぼそと読み上げるだけ。内容もピント外れでまったく答えになっていない。

 大野さんの自信に満ちた声と対照的にモリケンは終始俯き、ボソボソと何を言っているのかわからない。元気モリモリはどこへいった?

 大野さんの再質問。優しいトーンだが、容赦のない質問に知事局側は大わらわ。堂々たる女性一人に、大の男10人が大慌て、後ろでコソコソ、白いカンペがグルグル回り、モリケンの元へ飛んで行く。彼自身の言葉は一つもない。傍聴席からも、

「モリタッ!モリタッ!しっかり答えろ!

と、叱責の声が飛ぶ。

 もはや、怒りを通り越して惨めになってくる。さらばモリケンの日は意外と近いのかもしれない。

 最後の方に、短いがモリケン自身の言葉を聞くことができた。

 それを聞いて私達は完全に彼の本音を知り、少しだけ残っていた彼への憐れみの情を捨てることができた。

 それは、大野さんのブログにも出るだろうし、県議会の録画が23日中にアップされるだろうから、ご自身の目と耳で確認して頂きたい。

 千葉県議会HP 議会の「録画中継」から 618日の議会(現時点ではまだアップされてない)

 http://www.pref.chiba.lg.jp/gikai/index.html

 

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2009年6月17日 (水)

森田健作が見たい!!

千葉県議会傍聴のご案内です。

以下青字↓ 市民ネット 大野ひろみさんからのメール

県議会のご案内です。

私は6月定例県議会ではじめての「代表質問」に挑みます。

会派の人数が4人になったので、これまでの一般質問(持ち時間30分)ではなく、代表質問(持ち時間60分)ができるようになりました。

森田知事とのはじめての「対峙」でもあります。

どうか、傍聴においでくださいますよう、お待ち申し上げております。

 

6月18日(木)午後1時から3時(県庁議会棟)

大野博美代表質問項目                                           

1. 知事の政治姿勢について

①       基本姿勢(「完全無所属」問題や、ひょっとして剣道2段ウソ問題も?)

②        6月補正予算案(麻生政権のばら撒きの成果)

③       アクアライン社会実験(森田知事最大の目玉をぶった切ります)

④        リニアモーターカー(世紀の大愚策)

⑤       「安全・安心」と移動交番(呼ばれる前に出向く警察とは)

⑥        三番瀬(森田知事は埋立て派か?)

2. 八ッ場ダムについて(これも世紀のムダな公共事業)

3. エコテック裁判について(県は県民よりメンツを選んだ)

4. 鬼泪山国有林山砂採取について(山を削りとる究極の環境破壊)

5. 医療問題について

①    県立保健医療大学(4年制の県立大学ができたはいいけれど)

②    印西市病院問題(病床配分のグレーゾーン)

6. DV・児童虐待について

7.     柏の葉国際キャンパスタウン構想について

 

傍聴申込↓

http://www.ken-net.gr.jp/

か、当日直接議会棟に行かれても結構だそうです。


☆大事な部分は、カットされて、後日報道されないことが多いので、私もこの目で見に行くつもりです。興味のある方、一緒に行きましょう。

森田健作ファン、追っかけのみなさんも是非どうぞ!

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2009年6月16日 (火)

セルフビルドな牧場2

  牧草の刈り取り、サイロ積めが一段落ついたので、大多喜ファームでの工事再開!


 搾乳場(バルク室)の門構えには丸太を使うことになったので、チェーンソーで適当な長さに切った丸太をナナ(07ユンボ)で引っ張り出す。相手が丸太なので、継ぎ手と仕口はノコとノミではなく、チェーンソーで刻む。仕上げや調整でノミを使うものの、かなりパワフルなチェーンソーを使っているので、油断すると、深く入り過ぎて全てがパーになる。荒々しく見えるが、意外と繊細な道具で、目たてをきちんとしていれば、結構きれいに仕上がる(もちろん、ノコやノミには敵わないけれど)。Dsc00517

 けれども、一番大変なのは、スミ出しだ。何度も何度も転がして、微妙な曲がりや年輪を見て基準線を決める。木の場合、カドがないのは付き合いづらい。

 刻み終えてから組み上げるのも一苦労だ。一本一本が大の男二人でようやく持ち上がる程の重さがある。柱を2本並べ、その間に直角に梁(はり)を置き、ナナの爪で一方の柱を押さえて、チェーンブロックで締め上げていきながら、ホゾにはめ込んでいく。スコンとはまればいいのだが、相手は丸太。ほぞの凹と凸の角度が合うだけでも御の字だ。しかも、梁はヒーロー王の要望で緩やかに上に沿った仕上がりになっている。全ては、自分で引いた基準を頼りにするしかない。

 援軍が来るかと思っていたが、結局来なかったので、霧雨と汗でびっしょりになりながら、山奥で一人、ナナとチェーンブロックに危うく話しかけそうになりながらも、なんとか組み上げることができた。

 翌日、組み上げておいたものをヒーロー王と二人でナナを使って設置した。

 チェーンブロックで吊って調整しながら設置できれば良かったのだが、引っ掛ける相手がすぐにひん曲がるアングル一本しかなかったので、荷がかからない程度に吊ってから、門構えを巨大極まりないナナのバケットに乗っけて設置する手筈となった。

 ヒーロー王は、元建築屋の私から見たら、ビックリする様な方法を採用するが、それで最後にはいつもうまくいくからサスガだ。

 周りがひらけているから、小さく見えるのだが、人と比べるとその大きさは一目瞭然だ。Dsc00524




 それにしても、丸太はいい。小細工なしに圧倒的な存在感がある。

 丸太を使った新商品、おんじゅくオーガニックでも考え中…。Dsc00516

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