さてさて、県議会傍聴当日。
まずは、その警備のものものしさに驚く。建物の角、出入り口の全てに警備員。けれども、みな年輩で、千葉県民らしい愛想の良さが好感が持てるけれど、いささか頼りない。第二・第三のゆきゆきて神軍/奥崎謙三が来たら、あっという間に蹴散らされるだろう。
ともあれ、残土・産廃問題ネットワークの金井さん達と合流し、議会棟に入った。
住所、名前、年齢(必要か?)を記入し、ロッカーに筆記用具以外の全てを収納、ロックさせられる。私はカメラ、携帯はもちろん、リサイクルでもらったお気に入りの赤い帽子まで没収された。あるおじいちゃんなどは半分ほど水の入ったペットボトルまで没収させられていた。確かに、今思えば、あのじいさんは怪しい。あのペットボトルの水はビル一つをまるごと吹っ飛ばせる液体爆弾か議員を皆殺しにできるサリンだったのだろう。命拾いをした。
さらに、空港でよく見られる金属探知機をぞろぞろとくぐる。いつも誰かは何回やっても引っかかるのだが、設定が甘いのか全員合格。
エレベーターに十数人ずつ乗って、8階へ。無線を持った男が1階と8階にいて、私達囚人の人数を数え、逃亡者がいないか確認し合う。あの水を持ってたおじいちゃんが途中で本当に消えていたらおもしろかったのだが、彼はただ、上がっていく階数の数字を眺め、議場がエアコンで乾燥しすぎてないよう願っているだけのようだった。
議場はシンプルな作りになっている。豪華さで言えば、御宿町議会の方がよっぽど贅沢だ。
傍聴席は半すり鉢場で議員席より一段高くなっており、知事部局や行政委員会(警視庁や教育委員会等)と向かい合う。県議会では議員全員の後ろ姿が見えるのが、御宿町議会との決定的な違いだ。
1時になって、議員たちがぞろぞろと入場、席につく。リラックスして、和やかな雰囲気だ。
前面中央に、ひときわヘラヘラニヤニヤしているオヤジを発見!「さらば自民」(となかなか言わない)森田健作だ。
傍聴席は40〜50人程だ。ほとんどが高齢者といって差し支えない。木曜日の真っ昼間に傍聴できる人は限られている。
おもしろいことに(おもしろくはないが)、議員席にはほとんどが男性、傍聴席には女性が多い。
さっそく、市民ネットの大野ひろみさんが代表質問に入る。
http://www.ken-net.gr.jp/blog.php?id=bukai&no=772
詳細は大野さんのブログにて更新↓
http://kengi-blog.cocolog-nifty.com/kengogo/
森田知事の自民党無所属の問題にしろ、アクアラインやリニア、三番瀬や八ッ場ダム、鬼泪山、その他の事柄全てが、まともな思考回路をもっていれば頷ける内容だ。街頭演説で鍛えた大野さんの喉は、聞いていて心地よい。その証拠に40分近くに及ぶ質問が半分を過ぎた頃には、90名近い議員の内、15名程はウトウトと舟を漕いでいる。眠気覚ましに、たまに野次を飛ばす議員もいる。議場にも保育園の先生が一人か二人、必要だ。
「人の話を聞くときはどうするの? 眠かったら大人しくネンネしてなさい。」
モリケンの回答は、ただ後ろから回ってきた紙をぼそぼそと読み上げるだけ。内容もピント外れでまったく答えになっていない。
大野さんの自信に満ちた声と対照的にモリケンは終始俯き、ボソボソと何を言っているのかわからない。元気モリモリはどこへいった?
大野さんの再質問。優しいトーンだが、容赦のない質問に知事局側は大わらわ。堂々たる女性一人に、大の男10人が大慌て、後ろでコソコソ、白いカンペがグルグル回り、モリケンの元へ飛んで行く。彼自身の言葉は一つもない。傍聴席からも、
「モリタッ!モリタッ!しっかり答えろ!」
と、叱責の声が飛ぶ。
もはや、怒りを通り越して惨めになってくる。さらばモリケンの日は意外と近いのかもしれない。
最後の方に、短いがモリケン自身の言葉を聞くことができた。
それを聞いて私達は完全に彼の本音を知り、少しだけ残っていた彼への憐れみの情を捨てることができた。
それは、大野さんのブログにも出るだろうし、県議会の録画が2、3日中にアップされるだろうから、ご自身の目と耳で確認して頂きたい。
千葉県議会HP 議会の「録画中継」から 6月18日の議会(現時点ではまだアップされてない)
http://www.pref.chiba.lg.jp/gikai/index.html
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