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2015年11月

2015年11月22日 (日)

牛舎8号5周年記念公演・グンデル神楽クスモサリ三成挨拶(要約)

 本日は、牛舎8号・5周年記念公演「グンデル神楽クスモサリ」にお越しくださり、ありがとうございます。

 牛舎8号の元マネージャーの三成です。

 年々、格段にスゴクなっていく、このグンデル神楽クスモサリ、楽しみにされている方も多いのではないでしょうか?

 隣の牛8カフェ・スペースでは、おーぼん・あくいゆさんのディナー、さとるマスターのバー、Spaiceコーヒーさんも来てくれてますので、上演後もどうぞ、カフェでごゆっくりしていってください。

 

 昨年の4周年の際に、5周年を迎えられるかどうか非常に心もとないと言いましたが、こうして無事に5周年を迎えることができたのも、皆様のあたたかい応援のおかげです。

 心から御礼申し上げます。

 さて、先ほど、「無事に」とは言いましたが、私自身は既にこの農場を退社しております。今後は、外部から関わらせて頂く形で鶏卵牧場さんとはお付き合いさせていただくことになっております。

 5年と半年前、村石社長にお声がけ頂き、使われなくなって、廃墟のようになっていた牛舎・鶏舎を糞掃除から始め、傷んだところを修理・改装し、無農薬野菜の直売所としての店作りを始めました。

 内装は、不用品をもらったり、リサイクル・センターでゴミとして捨てられていたものを拾ったりしながら、つくっていきました。最初に設計ありきではなく、この場所に来たモノに聞き、その居場所を見つけてやるのが私の仕事でした。

 モノだけではなく、場所ができてくると人も集まってくるようになりました。

 人が集まり始めたので、ステージをつくり、カフェやバー、ギャラリー、ドッグラン、貸農園もつくりました。

 農場全体をつかってのパフォーマンスフェスティバルも行い、馬のハヤテもやってきました。

 

 この5年間、私は、牛舎8号に育てられたと言っても過言ではありません。

牛舎8号はさながら、海の上を漂う船のようでした。

 その船は、半分くらい水が入り込んで、半ば沈没しているのですが、いつも良い風が吹いていて、色んな世界に連れて行ってくれました。

 甲板には、色も大きさも飛び方も違うたくさんの鳥達がやってきて、多くのことをおしえてくれました。

 ある日、一羽の立派な鷹がやってきました。

そして、おしえてくれました。

それは、私自身も鳥であり、翼を持っているということです。

 

 鳥といえば、ここは養鶏場です。

 ひょっとして、私は、鳥は鳥でもニワトリかもしれません。

 飛べない鳥の代表であるニワトリですが、ニワトリも鳥である以上、昔は飛べたはずです。

 安穏とした生活の中で、飛ぶ必要がなくなってしまった為に飛べなくなってしまったのではないでしょうか?

 だとしたら、もう一度、飛ぼうという意志を強く持てば、飛べるようになるはずです。

自分の代が駄目だとしても次の代、または、その次の代で。

ニワトリにはニワトリの幸せがあるかもしれません。

けれども、私は飛ぶことを選択しました。

鳥や飛行機は、飛び立つ時は追い風ではなく、向かい風を捕まえて空高く飛翔すると言います。

ここ牛舎8号のある鶏卵牧場も、追い風を待つ船から、逆風を捕まえて飛翔する飛行船になっていけるよう願い、応援しています。

 

今後、どのような形でみなさんとお会いできるかはわかりませんが、いつか、またどこかで、牛舎8号に関わってくださった全てのみなさんとお会いできる日を確信しております。

村石社長をはじめ鶏卵牧場のみなさん、たべ・けんぞうさん、のりこさん、手塚さん、直美さん、ホンダサウンドワークスさん、Zenさん、うちの家族、橋川お父さんお母さんはじめ831倶楽部のみなさん、ばすくん、おーぼんさん始め料理人のみなさん、さとるマスター、入船亭扇海さんはじめ落語家のみなさん、三雲いおりさんはじめパフォーマーのみなさん、ベリーダンサーのみなさん、引退馬協会さん、ハヤテの名誉馬主さん、そして今は亡きDavid…、今日まで、牛8に関わってくださった全ての人々のお名前をあげることはできませんが、心からの感謝の気持ちを捧げます。

本当にありがとうございました。

引き続き、ショーをお楽しみ下さい。

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